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    【シナリオ案件#2】ページレイアウト&レコードタイプで画面表示を切り替えてみよう!

    自分が必要な情報をもっと見やすく整理できないかな?

    顧客の種類によって表示項目を変えられたら便利なのに…

    Salesforceを使い始めて、こんな悩みを持ったことはありませんか?

    この記事ではそんな悩みを解決するために、Salesforceでよく使われる「ページレイアウト」と「レコードタイプ」の仕組みを具体的なシナリオを交えながら解説していきます。

    ページレイアウトとは?

    ページレイアウトとは、Salesforceの画面で表示される項目の内容や並び順を自由にカスタマイズできる仕組みです。

    これを使えば、必要な情報が見やすく整理され、仕事の効率を高めることができます。

    顧客オブジェクトの初期レイアウトは画像のように表示されます!

    レコードタイプとは?

    レコードタイプとは、同じオブジェクト内で異なるビジネスプロセスや表示内容を区別するための機能です。

    例えば、顧客の種類や取引内容によって表示する項目やプロセスを変更したい場合に便利です。

    言葉だけだとピンと来ないと思います!
    ここからはシナリオを想定して、レコードタイプがどんなものなのかを紹介します!

    ページレイアウトを作ってみよう!

    今回は以下のようなシナリオに沿って進めていきます!

    今回のシナリオ

    あなたは証券会社に勤めているSalesforce管理者です。
    営業担当から個人投資家のお得意様を、より手厚く管理したい」と依頼を受けました。
    そこでSalesforceの「ページレイアウト」と「レコードタイプ」という機能を使い、お得意様専用の画面を作り、個人情報を特別に管理することにしました。

    新しいレイアウトにカスタム項目も表示してみましょう!
    この記事で作ったものを使います!

    ページレイアウト「お得意様」を作成

    STEP
    「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「顧客」をクリック
    STEP
    「ページレイアウト」→「新規」をクリック
    STEP
    既存のページレイアウトを「Customer Layout」にレイアウト名を「お得意様」で新規作成

    レコードタイプ「お得意様」を作成

    STEP
    「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「顧客」をクリック
    STEP
    「レコードタイプ」→「新規」をクリック
    STEP
    名前に「お得意様」を入力し、「次へ」をクリック

    API名の決め方

    API名は、英語で識別しやすい形にするのが一般的です。

    レコードタイプ名を英語に直訳して決めるのもOK!

    今回は”KeyAccount”にしてみました!

    STEP
    ページレイアウト割り当てで「お得意様」を選択

    ページレイアウトをプロファイルに割り当ててみよう!

    作成したレコードタイプ「お得意様」を適切なプロファイルに割り当てます。

    補足:プロファイルとは?

    プロファイルは、Salesforceユーザーごとに「何が見られて」「何ができるか」を制御する設定です。

    たとえば、営業担当とサポート担当で使える機能や表示内容を変えたい場合、プロファイルを使って管理します。

    STEP
    「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「顧客」をクリック
    STEP
    「ページレイアウトの割り当て」をクリック

    割り当ての編集をクリック

    STEP
    「レコードタイプ」の列にある「お得意様」の行で、使用するプロファイル(システム管理者)を選択し、「お得意様」ページレイアウトを割り当てて保存

    レコードタイプとページレイアウトの紐づけ完了!

    新規のページレイアウトにカスタム項目を表示させよう!

    ページレイアウトにカスタム項目を追加してみよう!

    この記事で作成したカスタム項目を使います!

    STEP
    「ページレイアウト」→「お得意様」をクリック
    STEP
    項目リストから「投資経験」と「証券口座」をドラッグ&ドロップで適切なセクションに追加

    今回は例としてこれらの項目を使用していますが、実際の入力内容は任意でOK!

    STEP
    変更を保存

    最後にレコードを作ってみて「お得意様」レコードタイプが機能しているかをチェックしましょう!

    実際のレコードを見て確認してみよう!

    STEP
    画面左上のプリケーションランチャーから「顧客」と検索
    STEP
    「新規」ボタンから顧客レコードを新規作成する。
    STEP
    入力フォームに「投資経験」や「証券口座」など、カスタム項目が表示されているか確認します

    新規顧客:お得意様となってるので、
    レコードタイプお得意様が選択されています!

    補足:レコードタイプが2つ以上作成されている場合

    レコードタイプが2つ以上作成されている場合、画像のようにレコードタイプを選択する画面に切り替わります。

    最後にレコードを見てみましょう!

    お疲れさまでした!
    正しく表示されていましたか?

    まとめ

    ページレイアウトとレコードタイプを活用することで、ユーザーが効率よく必要な情報を表示し、業務をスムーズに行うことができます。

    ぜひ、自分の環境でチャレンジしてみてください!

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